こんにちは。茨城県北茨城市の有限会社元クリーンです。
元クリーンは、工場や飲食店、オフィスなどの事業活動で出た産業廃棄物の回収を手掛けています。産業廃棄物の適切な回収・運搬・処理は、地球環境を保護する上で非常に重要です。今回は、産業廃棄物が地球環境に及ぼす影響や、元クリーンの環境問題への取り組みをご紹介します。
■産業廃棄物処理が引き起こす環境問題
環境省の産業廃棄物の排出及び処理状況(令和元年度速報値)のデータによると、令和元年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約3億8,000万トンにも上り、平成30年度実績から約9万トン増加しています。
このまま産業廃棄物が増えていくと、最終処分方法である埋め立てをする土地がなくなり、地球環境や私たちの生活環境にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に日本は、先進国の中でも廃棄物排出量が多く、国土も限られているので非常に重要な課題です。
そんな未来を防ぐため、国連で採択され各国で取り組まれているSDGs(持続可能な開発目標)の中にも、「つくる責任つかう責任」という目標があります。これには、産業廃棄物を管理・削減する内容も含まれており、元クリーンのような業者は当然意識しなければなりません。
産業廃棄物は回収された後に、リサイクルするものと廃棄処理するものとに分けられます。廃棄処理されるものは「中間処理」といって、再生処理や最終処分がしやすい状態にするための処理に回されるのですが、多くは焼却処理されるので、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出原因にもなっています。
埋め立て量を減らすために温室効果ガスを出すというのは、結局別の部分で環境を破壊しているわけで、ある意味矛盾した話です。そのため、なるべく焼却処理する必要があるものを減らし、リデュース・リユース・リサイクルできるものを増やす必要があります。
また、産業廃棄物の「不法投棄」も大きな問題です。不法投棄は土壌汚染や水質汚染の原因になり、生態系の破壊にもつながります。こういった問題を防ぐためにも、産業廃棄物の発生量自体を減らすのに加え、排出されたゴミを正しく回収・管理し、適切に処理することが重要なのです。
■事業者にも求められる環境への配慮
SDGsの「つくる責任つかう責任」にもあるように、企業には産業廃棄物を処理する責任はもちろん、環境に配慮した事業活動が求められてきています。この際、無視できない問題として立ちふさがるのがコストです。
廃棄物を正しく処理しようとすると、どうしてもコストが高くなりがちで、企業にとっては負担が小さくありません。特に、体力のない中小企業にとっては、非常に頭の痛い問題です。これは、正しい処理を行わない悪質な業者が横行する一因にもなっています。
そのため、産業廃棄物の運搬や処理を依頼する時は、正しい方法を使いつつもコストを抑えてくれる業者を選ぶことが重要です。地球環境に配慮した事業活動を継続できるかどうかは、産業廃棄物の運搬・処理業者を選ぶ段階で決まるといってもいいでしょう。長年特定の業者に依頼している場合でも、本当にそのままでいいのかどうか、折を見て再確認するのがおすすめです。
■元クリーンの環境問題への取り組み
元クリーンでは、産業廃棄物の回収処理事業のプロフェッショナルとして、ここまでご紹介してきたような課題を常に意識して活動してきました。産業廃棄物の適切な処理・運搬はもちろんのこと、できる限りコストを削減するための取り組みにも力を入れています。その1つがリサイクル事業です。
産業廃棄物の中には、古紙や廃プラスチック、金属など、リサイクル可能なものがたくさんあります。元クリーンでは廃棄物を細かく分類し、再資源化できるものと廃棄物として処理するものに分けることで、処分費の削減、ひいては排出CO2の削減につなげているのです。リサイクル可能だとわかるものについては、買取も行なっています。
そのため、今まで廃棄物として処分していたものも、再資源化できる有価物として買取できるケースが多々あります。元クリーンに産業廃棄物の回収や処理をご依頼いただければ、これまで以上に地球環境に配慮しつつ、企業様の負担を軽減できるかもしれません。廃棄物の回収・処理を任せる業者選びでお困りの際は、ぜひ元クリーンにお声掛けください。
茨城県北茨城市の有限会社元クリーンは、廃棄物収集・運搬の専門業者です。地域密着で30年以上の活動を続け、大手企業様からも多数のお取引をいただいております。20種類の産業廃棄物の収集・運搬許可を取得しているため、さまざまな施設での不用品回収が可能です。
さらに、家庭から出る一般廃棄物にも対応し、廃棄物のリサイクルやCO2削減に取り組んできました。これからも未来のため、皆様の生活環境と地球環境の保全に努めていく所存です。できる限りお客様のご要望に沿えるよう尽力しますので、廃棄物処理を見直したい時はぜひご相談ください。