工場などで排出される汚泥は産業廃棄物!処理は専門業者に依頼を!

 

こんにちは。茨城県北茨城市の有限会社元クリーンです。


工場では、実にさまざまな廃棄物が発生します。その中でも、特に量が多いもののひとつが汚泥(おでい)です。たかが泥と思われるかもしれませんが、汚泥は立派な産業廃棄物なので、ルールを守って適切に処理しなければなりません。ここでは汚泥の特徴や種類、産業廃棄物としての処理が必要な理由について解説します。



■汚泥とは何?どのような場所で発生しやすい?



汚泥とは、事業活動に伴い副次的に発生した「泥状の物質」の総称です。廃棄物処理法によって産業廃棄物に分類されているため、ルールに従って処理する必要があります。中には重金属を含んでいたり、毒性が強かったりするもの(特別管理産業廃棄物)もあり、取り扱いには十分に注意しなければなりません。


汚泥が発生する主なタイミングは、工場廃水等を処理する時です。また、製造業の製造工程で生じることもあります。多くの産業では大量の水を使用するため、常に汚泥が発生しているといってもいいでしょう。


事実として、産業廃棄物に占める汚泥の割合は最も高く、44.0%にも達しています(令和元年度実績値)。2位の動物のふん尿が21.4%であることを考えれば、汚泥がいかに多く発生しているかがわかるでしょう。汚泥の処理を怠れば、環境汚染につながってしまうのは間違いありません。


ここまで大量の汚泥が排出される理由は、比重が大きいものが多いこと、そして判断基準が難しいことです。成分や由来に関わらず、とにかく泥状の物質であれば、何でも汚泥として扱われます。こういった事情から、汚泥の処理は事業者にとって非常に大きな課題となっているのです。



■汚泥には有機性と無機性がある!



一口に汚泥といっても、含まれる成分や発生の経緯はさまざまです。成分によって大きく分けると、有機性汚泥と無機性汚泥があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。


・有機性汚泥の特徴


有機性汚泥は、その名の通り有機物を多く含んだ汚泥です。主に下水処理場や食品工場などで、有機汚濁された排水を処理する際に発生します。代表的な有機性汚泥は、活性汚泥法による処理後の汚泥、パルプ廃液から生ずる汚泥、ビルピット汚泥(し尿を含むものを除く)などです。


このうち「活性汚泥法による処理後の汚泥」とは、汚泥に含まれる有機物を微生物に食べさせて処理する際、微生物自体が短時間で世代交代することによって発生する汚泥を指します。要するに、汚泥を処理する過程でまた別の汚泥が発生する場合があるということです。これも汚泥処理の難しさの一因といえるでしょう。


・無機性汚泥の特徴


無機性汚泥は、有機性汚泥とは逆に無機物を多く含んだ汚泥です。主に土木工事の現場や金属工場などで、砂や金属成分を多く含む排水を処理する際に発生します。代表的な無機性汚泥は、腐白土、赤泥、けい藻土かす、浄水場の沈殿池より生ずる汚泥などです。


なお、有機性汚泥も無機性汚泥も、セメント原料化や堆肥化、発酵時に発生するメタンガスによる発電など、再資源化できる可能性があります。ただ、含まれる成分によってリサイクルの方法が異なるため、分別は必須です。



■汚泥は産業廃棄物として適切に処理しましょう



汚泥をはじめとする産業廃棄物は、業者に依頼するなどして適切な方法で処理しないと、環境汚染につながります。もし不適切な場所に廃棄するなどした場合、罰金刑や懲役刑に処される可能性もあるため注意が必要です。汚泥が発生したら、必ず資格を持った専門業者に依頼し、適切に処理しましょう。


茨城県北茨城市の有限会社元クリーンは、廃棄物収集・運搬の専門業者です。地域密着で30年以上の活動を続け、大手企業様からも多数のご依頼をいただいております。20種類の産業廃棄物の収集・運搬許可を取得しているため、さまざまな施設での不用品回収が可能です。できる限りお客様のご要望に沿えるよう尽力しますので、廃棄物処理を見直したい時はぜひご相談ください。